この記事の目次
「タブ型リッチメニュー」の作成方法
LINE公式アカウントのトーク画面に「タブ型リッチメニュー」を導入することで、サービスの情報を多く掲載できるだけでなく、カテゴリーごとにメニューを切り替えることが可能になります。
「タブ型リッチメニュー」の作成方法は、以下の通りです。
- Lメンバーズカードの管理画面にアクセス→[新規作成]
- 展開したいタブの数だけリッチメニューを作成
- それぞれのリッチメニューにアクション「リッチメニュー切り替え」を追加
Lメンバーズカードの管理画面にアクセス→[新規作成]
まずは、Lメンバーズカードの管理画面にアクセスしてください。
https://www.l-members.me/segment_richmenus
「セグメントリッチメニュー一覧」画面が表示されたら、メニュー右上の[新規作成]をクリックします。
展開したいタブの数だけリッチメニューを作成
リッチメニューの作成画面に移ったら、展開したいタブの数だけリッチメニューを作成します。
今回は、
- 「おすすめアイテム」
- 「メニュー」
という2つのタブを展開したいので、「タブ型リッチメニュー1」「タブ型リッチメニュー2」を作成しました。
リッチメニューの作成方法については、以下の記事で詳しく説明しています。
「タブ型リッチメニュー」の作成方法LINE公式アカウントのトーク画面に「タブ型リッチメニュー」を導入することで、サービスの情報を多く掲載できるだけでなく、カテゴリーごとにメニューを切り替えることが可能になります。[…]
それぞれのリッチメニューにアクション「リッチメニュー切り替え」を追加
リッチメニューが作成できたら、それぞれのリッチメニューにアクション「リッチメニュー切り替え」を追加していきます。
1.セグメントリッチメニューの編集画面に移動
Lメンバーズカードの「セグメントリッチメニュー一覧」ページから、タブ切り替えしたいリッチメニューを確認します。
右側の「編集」をクリックし、編集画面に移動してください。
2.[アクションを追加]ボタンをクリック
編集画面に移ったら、ページ最下部の[アクションを追加]ボタンをクリックします。
3.タップ領域の入力
今回は、「メニュー」タブをタップしたときにタブが切り替わるようにしたいので、以下のように設定しました。
タップ領域:左から1250pxの距離、上から60pxの距離、サイズは横幅1190px、縦幅321px
4.タイプ:リッチメニュー切り替え
タイプは[リッチメニュー切り替え]を選択し、リッチメニューはさきほど作成した[アパレル タブ型リッチメニュー2]を選択します。
これで、「おすすめアイテム」タブ→「メニュー」タブへの切り替え設定が完了しました。
5.残りのリッチメニューにも1~4の設定をおこなう
続いて、「メニュー」タブ→「おすすめアイテム」タブへの切り替え設定も行います。
設定方法は1~4と同様で、今回は「おすすめアイテム」のタブをタップしたときに[アパレル タブ型リッチメニュー1」が表示されるよう設定しました。
6.設定完了!
これで「タブ型リッチメニュー」の設定完了です。
以下のようなアクションを設定することができました。
- 「メニュー」タブをタップしたときに[アパレル タブ型リッチメニュー1]が表示
- 「おすすめアイテム」タブをタップしたときに[アパレル タブ型リッチメニュー2]が表示
「タブ型リッチメニュー」の利用シーン
続いて、LINE公式アカウントに「タブ型リッチメニュー」を導入した際の具体的な利用シーンをご紹介します。
ここでは一例として、「アパレル系企業」のLINEリッチメニュー導入事例をご紹介させていただきます。
「タブ型リッチメニュー」導入前
まず、「タブ型リッチメニュー」の導入前は、上記画像のようなリッチメニューを使用していました。
一つのメニューのなかに異なるカテゴリー
- 「キャンペーン情報」
- 「おすすめアイテム」
- 「商品」
- 「事前来店予約」
が同一ページに表示されており、タブ型リッチメニュー導入にあたって、以下の課題が挙げられました。
・カテゴリーごとにリッチメニューを整理したい
・「期間限定」の情報と「基本」の情報を分けたい
・基本の情報を載せたリッチメニューを毎回作り直したくない
「タブ型リッチメニュー」導入後
「タブ型リッチメニュー」導入後は、「おすすめアイテム」と「メニュー」のタブを用意。
ユーザーがはじめにアクセスしたときに表示される「おすすめアイテム」タブでは、期間限定イベントや季節限定のおすすめアイテムなど、企業側が強く推していきたい情報を掲載しました。
また、タップすることで切り替えられる「メニュー」タブには、定番の商品カテゴリーや事前来店予約といった基本情報を掲載し、ユーザーが欲しい情報にすぐアクセスできるように変更しています。
これにより、定番商品の情報を載せたメニューは毎回作り直す必要がなくなり、「おすすめアイテム」の情報やボタン配置も自由度高く編集できるようになりました。
タブ型リッチメニューの制作代行も可能
Lメンバーズカードでは、専属のデザイナーによるLINEリッチメニューの制作代行サービスもおこなっています。
ヒアリングから制作まで一貫しておこないますので、オシャレで反応率の高いデザインを作成したい場合は、ぜひお気軽にご相談ください。
※タブ型リッチメニューのデザイン例はこちら
「タブ型リッチメニュー」のLINE上での見え方
「タブ型リッチメニュー」のLINE上での見え方は、以下画像の通りです。
今回の例では、『メニュー』をタップすることでリッチメニューが切り替わります。
「タブ型リッチメニュー」のメリット
タブ型リッチメニューを導入することで、次のようなメリットがございます。
- カテゴリーごとにメニュー切替が可能
- ユーザー属性ごとに異なるメニューを表示できる
- サービスの情報を多く掲載できる
メリット1:カテゴリーごとにメニュー切替が可能
タブ型のリッチメニューを導入することで、カテゴリーごとにリッチメニューを切り替えることができます。
セールやおすすめアイテムの紹介、カテゴリー別メニュー、お問い合わせなど、目的に合わせてタブを準備することが可能になります。
メリット2:ユーザー属性ごとに異なるメニューを表示できる
タブ型のリッチメニューでは、ユーザー属性ごとに異なるメニューを表示することも可能です。
Lメンバーズカードの「会員ランク機能」ごとに異なるメニューを準備しておけば、非会員向けのタブ、会員用のタブ、といった形で様々なユーザー属性に対応できるようになります。
メリット3:サービスの情報を多く掲載できる
LINE公式アカウントのデフォルト機能では、最大でも6つのエリアまでしかアクションを設定できません。またタブ切り替えの機能もありません。
タブ型のリッチメニューを導入すれば、タブ切り替え機能に加えて、自由なボタン配置が可能になります。
とはいえ、あまり情報量を増やしすぎるのはおすすめしません。1つのタブに載せる情報は必要最低限にしましょう。
まとめ
今回は、「タブ型リッチメニュー」の作成方法や具体的な利用シーン、メリットについてお伝えしました。
LINE公式アカウントにタブ切り替えができるリッチメニューを導入することにより、サービスの情報を多く掲載できるようになり、ユーザーの目的に合ったメニュー表示が可能になります。
この機会に、「タブ型リッチメニュー」を活用してみませんか?