Lメンバーズカードの「サブスク機能」では、簡単・素早くサブスクリプションサービスを開始することができます。
2022年9月のアップデートにより、「初期費用」の設定が追加され、初回のみ課金される追加料金の設定が可能になりました。
今回は、サブスク機能で初月費用を設定する方法を解説していきます。
この記事の目次
サブスク機能とは
Lメンバーズカードの「サブスク機能」とは、クレジットカード決済で月額課金システムを、LINE上に導入できる機能です。
簡単に・素早くサブスクリプションサービスを開始できます。
- 管理画面で簡単にサブスクプランを作成できる
- LINEミニアプリ上で簡単にサブスク登録可能
- 他の拡張機能と連動可能
- クラウドPOSレジ「スマレジ」と連動可能
「初月費用」を設定する方法
STEP1:Lメンバーズカードの管理画面にアクセス
まずは、Lメンバーズカードの管理画面「サブスクプラン一覧」にアクセスします。
https://www.l-members.me/subscription_items
STEP2:サブスクプランを新規作成・編集する
サブスクプラン一覧から、初月費用を設定したいプランを編集するか、新規サブスクプランを作成します。
STEP3:「初月の追加費用」の項目を設定する
サブスクプランの編集画面で、「初月の追加費用」の項目を設定します。
これで、初期費用の設定は完了です。
サブスクプラン購入時に、追加料金の情報が記載される
LINEミニアプリ上でサブスクプランを購入する時、またクレジットカード決済をするときにも、管理画面で設定した追加料金の情報が記載されます。
サブスクの「解約」を防ぐ方法
どれだけ質の高いサブスクビジネスでも、一切解約されないサービスはありません。
有名なAmazonプライムやNetflixのような大手サービスでさえ、必ず退会者は出てきます。
ただし、解約率を下げる工夫は必要です。
解約ページで対策するのはムダ
解約率を下げる工夫として、解約ページの場所をわかりづらくしたり、解約ページ上で「今やめると損しますよ!」とアピールする方法があります。
これは、あまり効果がないどころか逆効果になりかねません。
解約ページを探している時点で、退会する意思はほぼ固まっています。
解約するユーザーの行動を分析する
解約を考えているユーザーを引きとめることより大切なのが、解約するユーザーの行動を分析することです。
- 解約した時期(月初なのか月末なのか)
- 登録してからどれくらいで解約が集中するのか
- よく利用されているコンテンツは?
- あまり利用されていないコンテンツは?
など、解約が多いタイミングや理由を知ることで、解約理由の仮説を立てることができます。
それをもとに施策を打つことで、より効果的なサブスクビジネス運用が可能です。
「入会金」はサンクコスト効果が期待できる
サンクコスト効果とは、これまで投資したお金や労力をもったいなく感じ、回収しようとする気持ちを刺激することで、顧客離れを防止するマーケティングテクニックの一つです。
サンクコストとして入会金を払わせることで、「せっかく入会金を支払ったのだから、もとをとらないと」という意識が生まれ、サービスの利用頻度を高められます。
解約後も再入会したくなるサービスを準備する
サブスクビジネスは、1回解約してから半年後に再開、という可能性が十分にあります。
一度サブスクに登録した人だけにアプローチするのではなく、解約と再登録を繰り返してもらえるようなサービス展開が理想です。
まずは解約率を下げることから着手し、少しずつサブスクサービスの質を高めていくことが大切です。
まとめ
今回は、Lメンバーズカードのサブスク機能「初月費用」の設定について解説しました。
個人のライフスタイルに合わせて選べるサブスクリプションビジネスは、続々とリリースされています。
ぜひLメンバーズカードのサブスク機能を活用して、独自のサブスクビジネスを展開してみてくださいね。