LINE公式アカウントの機能の一つである「リッチメッセージ」は、『テキストや画像を一つにまとめてコンテンツを配信できる』メッセージ形式です。
文字だけのメッセージに比べて、パッと見て情報をわかりやすくつたえることで、クリック率UPも期待できます。
今回は、LINEとの相性が良い「リッチメッセージ」の活用方法と、実際の活用事例についてご紹介していきます。
この記事の目次
【LINE】リッチメッセージとは
LINE公式アカウントで使える「リッチメッセージ」とは、テキストと画像を組み合わせて、一つのメッセージとしてまとめて配信できるメッセージ形式です。
文字だけのメッセージに比べて、パッと見て情報をわかりやすくつたえることで、クリック率UPも期待できます。
尚、リッチメッセージはLINE公式アカウントの全ての料金プランで使用できます。
リッチメッセージの特長
リッチメッセージは、通常のテキストメッセージと比べて下記のメリットがあります。
- サービス・商品の魅力を視覚的にわかりやすく伝えられる
- 画像にリンクなどの設定ができるため、クリック率UPに繋がる
サービス・商品の魅力を視覚的にわかりやすく伝えられる
リッチメッセージの最大の特徴が、サービス・商品の魅力を視覚的にわかりやすく伝えられる点です。
単なるテキストだけのメッセージよりも、画像は目に留まりやすく、少ない文字数で簡潔に伝えたいメッセージを表現することができます。
画像にリンクなどの設定ができるため、クリック率UPに繋がる
リッチメッセージでは、画像にリンクを設定することが可能です。
「今すぐチェック!」「詳細はこちら」のように、画面タップを誘導することで、キャンペーンの告知や商品の紹介をスムーズにすることができます。
リッチメニューとの違いは?
リッチメッセージと混同されやすい「リッチメニュー」は、トーク画面下部に固定表示されているメニューのこと。
リッチメニューはメッセージとして配信するものではなく、トーク画面下部に固定表示される点が異なりますが、リッチメッセージと同様にLINE公式アカウント上で誰でも使用できます。
リッチメッセージの活用方法
活用1.配信計画を立てる
LINE公式アカウントには、「月ごとのメッセージ配信数の上限」が存在します。
一か月の間に配信する回数と配信内容を整理して、配信頻度も検討しましょう。
配信頻度を増やしすぎない
LINEメッセージの配信頻度を増やしすぎると、ユーザーが鬱陶しさを感じてしまい、逆にブロック率を高めることに繋がります。
まずは週1回~2回程度で配信してみて、ユーザーの反応を分析しながら配信頻度を調整していきましょう。
活用2.届けたい情報をカテゴリー分けする
続いて、ユーザーに届けたい情報をカテゴリー分けしていきます。
カテゴリー分けをすることで、リッチメッセージのテンプレートを選択しやすくなり、また配信頻度を見直すきっかけにもなります。
- キャンペーン
- セール情報
- 最新情報
など、情報のジャンルごとに分類したり、性別や年齢、エリア別などの分類をすることも有効です。
活用3.テンプレートを使いこなす
リッチメッセージでは、計9種類のテンプレートを選ぶことができます。
一つの画像で配信することはもちろん、同時にまとめて6つまでリンクを設置することも可能です。
活用4.LINEセグメント配信を活用する
LINE公式アカウントでは、配信先の「絞り込み」設定を行うことで、メッセージ効果を高めることが可能です。
配信先は「オーディエンス」「属性(フィルター)」を指定することができます。
セグメント配信をさらに使いこなす
LINEでセグメント配信をさらに使いこなすには、LINE公式アカウントのサポートツールを併用するのがオススメです。
当社の提供する「Lメンバーズカード」を使えば、より細かいセグメント配信が、簡単に実現できるようになります。
Lメンバーズカードを利用したセグメント配信の活用方法については、以下の記事でご紹介しています。
【顧客管理画面】フィルター機能の検索項目一覧 顧客管理画面のフィルター機能では、下記の検索項目が利用可能です。 会員登録データ ユーザーが会員登録の際に入力した顧客情報を、フィルター条件に追加しま[…]
リッチメッセージの活用事例
ここでは、リッチメッセージの活用事例をご紹介します。
リッチメッセージを作っていく際のヒントにしていただけると幸いです。
ユニクロ
ユニクロのキャンペーンをお知らせするリッチメッセージ。
タップ箇所は1カ所ですが、情報量は多め。
吉野家
吉野家のリッチメッセージでは「詳細はこちら」「ご注文はこちら」が見やすくデザインされています。
ボタンの背景を透過背景にするのもおすすめです。
出前館
出前館のリッチメッセージも、タップしやすいデザインです。
LINEチーム
LINEチームの一つ目のリッチメッセージでは、タップ領域が2カ所ある「正方形 タイプ3」のテンプレートが使用されています。
焼肉ライク 赤坂見附店
焼肉ライク 赤坂見附店では、横長や縦長の画像が使われいます。
縦長の画像は、LINEのトーク画面との相性がよさそうですね。
楽天市場
楽天市場では、様々なタイプのリッチメッセージが使用されています。
有名なECサイトということもあり、参考になるデザインが多い印象です。
BAKE INC.
BAKE(ベイク)公式アカウントでは、テキストメインの画像と商品メインの画像が使い分けられています。
ジーユー(GU)
ジーユー公式アカウントでは、4つのタップ領域がある「正方形 タイプ5」のテンプレートが使用されています。
アドビ
デザインツールを提供するアドビ(Adobe)公式アカウントでは、シンプルな画像タイプのリッチメッセージが使用されています。
DIOR(ディオール)
DIOR公式アカウントでは、リッチメニューと見間違えるようなシンプルなデザインのリッチメッセージが使用されています。
4つのタップ領域が設定できる「正方形 タイプ4」のテンプレートが使われていますね。
まとめ
今回の記事では、LINE公式アカウントで使える「リッチメッセージ」の特徴や活用方法、実際の事例などをご紹介しました。
リッチメッセージは視覚的にわかりやすいため、LINEとの相性がいいメッセージタイプです。
ぜひ今回の内容を参考に、リッチメッセージを活用してくださいね。
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