毎日開きたくなるLINE会員証へ|ルーレット・抽選・スクラッチで“遊びながら再来店”を仕組み化する活用ガイド

ルーレット・抽選・スクラッチで再来店を仕組み化するゲーミフィケーション

「一度は来てくれたのに、二度目がない」――
店舗や施設を運営する方にとって、これほど悩ましいテーマはありません。クーポンを配っても反応は一時的、SNSを頑張っても開封さえされない。“お客様に思い出してもらう”ことの難しさを、多くの担当者が感じているのではないでしょうか。

そこで鍵になるのが、ゲーミフィケーション(遊びの要素を販促に取り入れる手法)です。Lメンバーズカードでは、アプリマーケットから追加できる「デイリールーレット」「抽選ゲーム」「スクラッチ」の3つの機能で、“遊びながら再来店”を仕組み化できます。

本記事では、飲食・小売・美容・ジムなど幅広い業種の販促担当者に向けて、3機能の仕組みと使い分け、設定手順、業種別の活用シーン、成果を最大化するコツまで、ひとつの記事で完結する活用ガイドとしてまとめました。

この記事で分かること

  • なぜ今「ゲーミフィケーション」が再来店の鍵になるのか
  • デイリールーレット・抽選ゲーム・スクラッチ、3機能の仕組みと違い
  • 景品にポイント・クーポンを紐づけて販促と原価を両立する考え方
  • 設定の3ステップと、業種別の具体的な活用シーン
  • 効果を最大化するコツと、導入前に押さえておきたいFAQ

なぜ今「ゲーミフィケーション」が再来店の鍵になるのか

会員証は「配って終わり」になりがち

デジタル会員証を導入したものの、こんな声をよく耳にします。

「登録はしてもらえるが、その後アプリを開いてもらえない」
「クーポンを送っても、埋もれて気づかれない」
「常連さんは増えても、たまに来る人が定着しない」

会員証やポイントカードは、“貯める理由”はあっても“毎日開く理由”がないのが弱点です。ポイントは来店したときにしか動かないため、来店と来店のあいだの期間は、お客様の意識から店舗が消えてしまいます。

「楽しい」は最強の再来店動機になる

そこで効くのが、ゲームの力です。人は「あと1回で当たるかも」「今日はどうかな」という偶然性とワクワクに弱いもの。ルーレットやスクラッチのような遊びの要素を会員証に組み込むと、来店のたび、あるいは毎日、アプリを開く“小さな理由”が生まれます。

LINEの国内月間ユーザー数は 9,700万人超(2024年)。多くの人が1日に何度もLINEを開く習慣を持っています。その「開く習慣」の中に、自店を思い出すきっかけを自然に差し込めるのが、LINE会員証×ゲーミフィケーションの強みです。

POINT

ゲーミフィケーションの本質は「割引で釣る」ことではなく、「お客様の生活の中に、自店を思い出す習慣をつくる」こと。景品はきっかけであり、目的は“接触頻度”と“再来店”の設計です。


3つのゲーミフィケーション機能|仕組みと違い

デイリールーレット・抽選ゲーム・スクラッチの3機能の違い

Lメンバーズカードは、アプリマーケットから必要な機能を追加できるのが特長です。ゲーミフィケーション系として、次の3つが用意されています。

デイリールーレットとは

デイリールーレットは、その名のとおり1日1回だけ回せるルーレットです。ハズレと当たりの景品を自由に設定でき、当たりの景品としてポイントやクーポンを付与できます。

1日1回という制限があるからこそ、「今日はまだ回してない」という気持ちが働き、毎日LINEを開く動機付けになります。再来店はもちろん、アプリの開封率やエンゲージメント(お客様との接触・関与)を底上げする、習慣化のための機能です。

抽選ゲームとは

抽選ゲームは、来店や購入などのタイミングで「当たるかも」という体験を提供する機能です。ガチャや抽選会のように、その場のワクワクを演出できます。景品にはクーポンやポイントを設定でき、イベントやキャンペーンを盛り上げる用途に向いています。

スクラッチとは

スクラッチは、削って結果が分かる“けずるクジ”の体験をデジタルで再現する機能です。指でこすって当たりが出る即時性の高さが魅力で、来店直後やレジ後の「もう一押し」に効果的。こちらも景品としてクーポンやポイントを付与できます。

3機能の使い分け早見表

3つはどれも「遊びで再来店を促す」機能ですが、得意な役割が異なります。目的に合わせて選ぶ、あるいは組み合わせるのがコツです。

項目デイリールーレット抽選ゲームスクラッチ
主な狙い毎日の習慣化イベント時の盛り上げその場の即時性
プレイ頻度1日1回来店・購入などの機会ごと来店・購入などの機会ごと
体験の特徴継続・ルーティン抽選のドキドキ削る楽しさ・即結果
向いている場面平常時の来店維持周年祭・季節キャンペーン会計後・特典配布時
景品ポイント/クーポンポイント/クーポンポイント/クーポン
KPIへの効果開封率・来店頻度話題性・参加率客単価・追加購入

POINT

「毎日の習慣づくりはデイリールーレット、イベントの盛り上げは抽選ゲーム、会計後の即時特典はスクラッチ」。役割で切り分けると、施策の設計がぐっとシンプルになります。


景品にポイント・クーポンを紐づけられる強み

3機能に共通する最大の武器が、景品としてポイントやクーポンを設定できる点です。これは単なる「おまけ」ではなく、販促効果と原価コントロールを両立するための仕組みになります。

  • 当たりの中身を自由に設計できる:高額クーポンは低確率、ポイント少量は高確率――といったバランス調整で、盛り上がりと原価を両立できます。
  • クーポンが次の来店につながる:「当たったクーポンを使うために、また来店する」という循環を生みます。景品自体が再来店のトリガーになるわけです。
  • ポイントで会員基盤を強化:ポイント付与は、会員ランクやリピート施策と連動させることで、優良顧客の育成につながります。

TIP

「ハズレ」でも小さなポイントが当たる設計にすると、体験としての満足度が上がり、離脱を防げます。“完全なハズレ”を減らすことが、継続率を高める近道です。


設定の3ステップ|アプリマーケットから追加して公開まで

ゲーミフィケーション機能の導入はシンプルです。管理画面から必要な機能を追加し、景品を設定して公開するだけ。最短で当日から運用を始められます。

デイリールーレットのスマホ画面イメージ

STEP 1|アプリマーケットから機能を追加

管理画面のアプリマーケットで、使いたい機能(デイリールーレット/抽選ゲーム/スクラッチ)を選んで追加します。まずは1機能から始め、慣れてきたら組み合わせるのがおすすめです。

STEP 2|景品(当たり・ハズレ)を設定

当たりとハズレの内容、当選確率、付与するポイントやクーポンを設定します。「盛り上がる高額特典は低確率」「満足度を支える小特典は高確率」というメリハリが、原価と体験のバランスを取るポイントです。

STEP 3|公開してLINEで告知

設定が完了したら公開し、LINE公式アカウントの一斉配信や店頭POPで告知します。「毎日1回、ルーレットが回せます」といった一言の案内があるだけで、初動の参加率が大きく変わります。

POINT

追加・設定・公開の3ステップで運用開始。専門的な開発は不要で、販促担当者が管理画面だけで完結できます。


業種別・活用シーンガイド

スマホでルーレットを回して楽しむ活用イメージ

同じ機能でも、業種によって“効かせどころ”は変わります。代表的な4業種の活用例を紹介します。

CASE 1|飲食店(カフェ・居酒屋)

背景・狙い

飲食店は来店頻度が売上を左右します。「思い出してもらう」接触を増やし、平日夜やアイドルタイムの来店を底上げしたい――そんな課題に、毎日の習慣化が効きます。

活用例

  • デイリールーレットを導入し、当たりに「ドリンク1杯無料」「50ポイント」などを設定
  • ハズレでも「10ポイント」が当たる設計で満足度を担保
  • 当たったクーポンは有効期限を短めにし、早期の再来店を促進

期待効果
毎日ルーレットを回す習慣がつくことで、来店の“候補”に入り続けます。クーポン利用のための再来店も生まれ、来店頻度の向上が期待できます。

CASE 2|小売・物販

背景・狙い

小売では「ついで買い」と「セール時の集客」がテーマ。会計後のもう一押しや、イベント時の話題づくりに、その場で結果が出るゲームがはまります。

活用例

  • 会計後にスクラッチを案内し、「次回使える◯%OFFクーポン」を付与
  • 周年祭や新作入荷のタイミングで抽選ゲームを開催し、来店動機を強化
  • 高額クーポンは低確率、ポイント還元は高確率でバランス調整

期待効果
会計後のスクラッチが再来店クーポンの配布チャネルになり、次回来店の予約につながります。イベント時の抽選は話題性を高め、SNSでの拡散も期待できます。

CASE 3|美容室・サロン

背景・狙い

美容室・サロンは来店間隔が長く、その間に他店へ流れてしまうのが悩み。次回予約までの“空白期間”に接点を持ち続けることが、失客防止の鍵です。

活用例

  • デイリールーレットで日々の接点を維持し、施術メニューの割引クーポンを景品に設定
  • 当たったクーポンを次回予約のきっかけとして活用
  • 誕生月には抽選ゲームで特別特典を用意し、特別感を演出

期待効果
来店間隔が空く業態でも、毎日の接点によって“忘れられない”状態をキープ。クーポンを起点にした次回予約の後押しにつながります。

CASE 4|フィットネスジム・スクール

背景・狙い

ジムやスクールは「継続率」がすべて。通うモチベーションが下がると幽霊会員化し、退会につながります。日々のちょっとした楽しみが、通う理由を支えます。

活用例

  • 来館時にスクラッチを案内し、プロテインやオプション割引を景品に
  • デイリールーレットでポイントを貯める仕組みをつくり、継続を可視化
  • 貯めたポイントをグッズやサービスと交換できる導線を用意

期待効果
「通うと楽しいことがある」という体験が、モチベーション維持を後押し。幽霊会員化を防ぎ、継続率・LTV(顧客生涯価値)の向上が期待できます。


導入前後で何が変わる?ビフォーアフター

ゲーミフィケーションを導入すると、会員証との向き合い方はどう変わるのでしょうか。

観点導入前導入後
アプリを開く頻度来店時や思い出したときだけ毎日/来店のたびに開く動機がある
来店と来店の間店舗の存在が意識から消えるルーレットで日々接点が続く
クーポンの反応埋もれて気づかれにくい“当てた”クーポンで利用意欲が高い
販促コスト割引が一律で原価が読みにくい確率設計で原価をコントロール
効果の見え方配布数しか分からない参加・来店の反応で手応えが分かる

TIP

導入直後は「毎日ルーレットが回せる」ことをLINE配信・店頭・レシートなど複数の接点で告知しましょう。存在を知ってもらえるかどうかが、初動の参加率を大きく左右します。


成果を最大化する3つのコツ

コツ1|“完全なハズレ”を減らす

「ハズレばかり」の体験は、すぐに飽きられます。ハズレにも少額ポイントを添えるなど、「参加すれば必ず何かもらえる」設計にすることで、継続率が高まります。ワクワクの中に小さな満足を仕込むのがポイントです。

コツ2|クーポンに“次の来店”を仕込む

景品のクーポンは、有効期限と利用条件の設計が肝心。「1週間以内」「次回来店時に使える」といった条件を添えることで、当選が次の来店予約へと自然につながります。景品を配って終わりにせず、次の一手までを設計しましょう。

コツ3|機能を役割で組み合わせる

3機能は競合ではなく補完関係です。「日常はデイリールーレットで習慣化、イベント時は抽選ゲームで盛り上げ、会計後はスクラッチで即時特典」というように役割で組み合わせると、平常時とピーク時の両方をカバーできます。

POINT

3つのコツに共通するのは「体験を途切れさせない」こと。“必ずもらえる満足”→“次に来る理由”→“機会ごとの最適な遊び”とつなぐことで、施策は自走し始めます。


よくあるご質問(FAQ)

Q1. ルーレット・抽選・スクラッチは、どれか1つだけでも導入できますか?
A. できます。アプリマーケットから必要な機能だけを追加できるので、まずは1機能から始め、慣れてきたら組み合わせる運用がおすすめです。

Q2. 景品には何を設定できますか?
A. デイリールーレット・抽選ゲーム・スクラッチのいずれも、ポイントやクーポンを景品として付与できます。当たり・ハズレの内容や当選確率も設定可能です。

Q3. デイリールーレットは1日に何回回せますか?
A. デイリールーレットは1日1回の設計です。この制限があるからこそ「毎日開く」習慣が生まれ、再来店やアプリ開封率の向上につながります。

Q4. 抽選ゲームとスクラッチはどう使い分ければよいですか?
A. 抽選ゲームは周年祭や季節キャンペーンなどイベント時の盛り上げに、スクラッチは会計後や特典配布時などその場の即時性を活かしたい場面に向いています。

Q5. 景品のクーポンで割引しすぎて赤字にならないか心配です。
A. 当選確率と景品内容を自由に設定できるため、「高額特典は低確率・小特典は高確率」といった調整で原価をコントロールできます。販促効果と原価管理を両立できるのが強みです。

Q6. 専門的な知識がなくても運用できますか?
A. 管理画面からの機能追加・景品設定・公開の3ステップで完結します。開発は不要で、販促担当者だけで運用を始められます。

Q7. 既存のポイントやクーポンの仕組みと連携できますか?
A. 景品としてポイント・クーポンを付与できるため、既存の会員基盤や販促施策と組み合わせて活用できます。ゲームを“入口”に、会員ランクやリピート施策へつなげる設計が可能です。


まとめ|“遊び”が再来店を仕組みに変える

会員証は「配って終わり」では価値を発揮しきれません。毎日開きたくなる理由をつくることではじめて、お客様との関係は続いていきます。

  • デイリールーレットは毎日の習慣化で、来店の“候補”に居続ける
  • 抽選ゲームはイベント時の盛り上げで、話題と参加を生む
  • スクラッチはその場の即時性で、会計後のもう一押しを担う
  • 景品にポイント・クーポンを紐づけ、販促と原価を両立できる

遊びの力で「思い出してもらう」を仕組みに変える。Lメンバーズカードのゲーミフィケーション機能は、その第一歩を後押しします。

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※本記事の内容は2026年7月時点の情報です。機能仕様は予告なく変更される場合があります。
※画像はイメージです。実際の管理画面とは異なる場合があります。

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