Lメンバーズカードの顧客検索がアップデートされ、カルテ機能で記録したデータを使って顧客を絞り込み検索できるようになりました。
これまでのカルテは、来店ごとの施術内容やお客様の状態を「記録して、見返す」ための機能でした。今回のアップデートにより、「◯◯と回答したお客様」「この期間にカルテを記入したお客様」をワンクリックで抽出できるようになり、カルテが”記録”から”活用できる顧客データ”へと進化します。
日々の接客で書き溜めたカルテが、そのままリピート促進やフォロー連絡のためのリストになるアップデートです。
この記事の目次
こんなお悩みはありませんか?
カルテ機能をお使いの店舗様から、こんなお声をいただいていました。
「カルテは毎回書いているけど、記録するだけで終わってしまっている…」
具体的には、以下のようなケースです。
- 「◯◯の悩みを持っているお客様だけにフォロー連絡をしたい」のに、カルテを1件ずつ見返してリストアップしている
- 次回予約日や来店周期をカルテに書いているのに、抽出には使えず案内のタイミングを逃してしまう
- アンケートや取引データでは顧客を検索できるのに、いちばん情報が濃いカルテだけ検索できなかった
せっかく接客の中で集めた濃い情報が、活用されないまま眠ってしまう。今回のアップデートで、この課題を解消できるようになりました。
今回のアップデート内容
顧客一覧の絞り込み検索に、新しく「カルテ」の条件が加わりました。
検索できる条件
| 検索条件 | できること |
|---|---|
| 記入日 | 期間を指定して、その間にカルテが記入されたお客様を抽出 |
| 質問+回答内容 | カルテ設定で作成した質問を選び、回答の内容で絞り込み |
回答形式に合わせた絞り込みが可能
カルテの質問は回答形式ごとに検索方法が最適化されています。
| 回答形式 | 検索方法 |
|---|---|
| テキスト/段落 | キーワードの部分一致で検索 |
| 選択肢(単一) | プルダウンから選択肢を選んで検索 |
| 選択肢(複数) | チェックした選択肢をすべて含むカルテを検索 |
| 日時 | 日付を指定して検索 |
| 画像 | 画像が登録されているカルテを検索 |
ポイント: 回答内容を指定しなければ「その質問が記入済みのお客様」を検索できます。「とにかくカルテに◯◯の記入があるお客様」というざっくりした抽出にも対応します。
複数の質問を組み合わせてAND検索
質問の横の「+」ボタンから条件を追加すると、複数の質問をすべて満たすお客様に絞り込めます。
上のスクリーンショットの例では、
- 記入日が 2026/07/01〜07/31
- 「気になっている悩み」に 「肌質」 と回答
- 「施術中の会話内容」に特定のキーワードを含む
という条件を重ねて、「今月来店した、肌質に悩みがあるお客様」だけを抽出しています。
使い方はたったの3ステップ
| ステップ | 操作内容 |
|---|---|
| Step 1 | 顧客一覧を開き、「絞り込み」をクリック |
| Step 2 | 「カルテ」の項目を開き、質問と回答内容を選択 |
| Step 3 | 検索して完了 |
設定例:こんなふうに使えます
実際の運用イメージを見てみましょう。
| 絞り込み条件 | 活用シーン |
|---|---|
| 「気になっている悩み」=肌質 | スキンケア系の新メニュー・商品のご案内 |
| 「施術メニュー」に”カラー”を含む | カラーのお客様限定クーポンを配信 |
| 「次回予約日」が今月の日付 | 予約日が近いお客様へリマインド連絡 |
| 記入日が3ヶ月以上前のお客様を除外 | 直近で来店のあった常連様だけに絞ってご案内 |
ポイント: 絞り込んだ検索条件は保存フィルターとして登録できます。「肌質に悩みがあるお客様」のような、よく使うセグメントを保存しておけば、次回からワンタップで同じ抽出が可能です。
どんな業態で活用できる?
カルテ機能をお使いの幅広い業態でご活用いただけます。
💇 美容室・ヘアサロン
施術履歴やお客様の髪の悩みから、新メニューの案内対象を抽出。「パーマのお客様だけ」「くせ毛に悩むお客様だけ」といった精度の高いアプローチが可能になります。
🪡 整体・治療院
症状や経過の記録から、フォローが必要なお客様をリストアップ。「腰痛で通院していたが最近来ていない方」への声かけなど、きめ細かいフォローを実現します。
💅 ネイル・エステサロン
前回の施術内容やお肌の状態から、次回提案にぴったりのお客様を抽出。リピートにつながるパーソナルなご案内ができます。
🐾 ペットサロン
ペットの性格や毛質などの特記事項で検索。「換毛期ケアが必要な犬種のお客様」など、ペットの特性に合わせたご案内が可能です。
アップデート前後の変化
今回のアップデートによって、何がどう変わるのかを整理しました。
| アップデート前 | アップデート後 | |
|---|---|---|
| カルテの用途 | 記録・閲覧のみ | 検索・顧客抽出にも活用 |
| 対象顧客の抽出 | カルテを1件ずつ目視で確認 | 条件を指定して一括で抽出 |
| フォロー連絡 | 手作業でリストを作成 | 絞り込んでそのままアプローチへ |
| カルテのデータ価値 | 担当者の記憶頼み | 店舗の資産として活用可能 |
ご利用条件
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | カルテ機能をご利用中の全アカウント |
| 追加料金 | なし(既存プランに含まれます) |
| 利用方法 | 顧客一覧 > 絞り込み >「カルテ」 |
追加のお申し込みは不要です。管理画面からすぐにご利用いただけます。
まとめ
今回のアップデートにより、カルテの記録から顧客を検索できるようになりました。
- 記入日・質問への回答内容で、カルテから顧客を絞り込み検索
- テキスト・選択肢・日時・画像など、回答形式に合わせた検索に対応
- 追加料金なしで、カルテ機能をお使いのすべてのアカウントで利用可能
「記録するだけ」になっていたカルテを、お客様へのアプローチにぜひ活用してみてください。ご不明な点があればお気軽にお問い合わせください。